離乳食が少んだ生後7ヶ月頃から、「おやつ」を与え始めますね。
乳幼児の「おやつ」は、赤ちゃんはまだ胃が小さいため、3食の食事時間のみではたくさんの量を一気に食べることが出来ないので、それ以外に栄養などを摂取するためのものだそうです。
1歳を過ぎると、市販のお菓子などもおやつに与えられるようになり、子供から「これを食べたい!」と、持ってこられることもあります。
2歳を過ぎると、知恵もついてきて、お菓子売り場を通るともう大変!
ラムネ、アメ、チョコレートなどなど、与えたくないものも目に入ってきます。
でも、むし歯も心配。。。
今回は、私がこれまで専門家の意見などから学んで実践している
「むし歯予防に!知っておくと良い上手なおやつの与え方」
を書きたいと思います。
情報源:区の歯科衛生士さん、産院の栄養士さんから得た知識です。
乳児・幼児のおやつの定義
おやつは甘いもの?
「おやつ」と聞いて何を思い浮かべましたか?
大人だと、食間のスイーツ(ケーキとかクッキー)など、甘いものが浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
乳幼児に「おやつ」を与えたい理由
最初にもお伝えしましたが、乳幼児におやつを与える理由は、まだまだ胃が小さく未熟なので、通常の食事で補えなかった食事を、合間に摂らせる目的があります。
食事の補助が目的
乳幼児に対する「おやつ」は、食事の補助が目的なので、甘いおやつである必要は無く、むしろ、通常の食事と同じく栄養がしっかり摂れるものがふさわしいようです。
以上をふまえて、どんな「おやつ」を与えたらよいのか考えてみましょう。
乳児・幼児に与えたい
むし歯になりにくい「おやつ」
どんな「おやつ」が乳幼児にふさわしいく、むし歯になりにくいのでしょうか?
むし歯になりにくい乳幼児「おやつ」の例
- おにぎり
- にぼし
- さつまいも
- ほしいも
- リンゴ
- みかん
- バナナ
- チーズ
飲み物の例
- 牛乳
- 麦茶
- お茶
など、通常の食事と変わらない食べ物が、充分「おやつ」の役割を果たしてくれるようです。
更に、上記の食材は、砂糖を含んでいない、もしくは、自然の糖分で食べかすも残りにくいので、虫歯になりにくい食材と言えます。
もちろん、過剰摂取はNGですし、子供の食べ具合にもよりますので、お子さんの様子を見て選んでくださいね。
お菓子はNGなの?
上記でむし歯になりにくい乳幼児の「おやつ」の例を挙げました。
いつも用意できればよいのですが、お友達がお菓子を食べていたり、上記のものが用意できなかった場合は、ついつい手軽な「お菓子」に頼る事もあるかもしれません。
上手にお菓子を選ぼう
決して「お菓子」を上げることを推奨するわけではありませんが、
「おやつ」は子供にとっても楽しみの一つでもあるので、食べ方を工夫することにより、健康な歯を守ってあげられますので、ママが把握して取り入れるのも、「食べることは楽しい!」と思ってもらえるチャンスになるのではないでしょうか。
虫歯になりやすい「おやつ」の法則
どんな「おやつ」がむし歯になりやすいのかの法則を知っていれば、「おやつ」選びも簡単です。
むし歯になりやすい「おやつ」は
砂糖を多く含み、口の中に長く存在したり歯にくっつきやすい
以上をふまえて、注意したほうが良いおやつを見てみましょう
むし歯になりやすいおやつの例
- キャラメル
- アメ
- ガム
- ソフトキャンデー
- チョコレート
- ケーキ
- クッキー
- コーンスナック
- 菓子パン
虫歯になりやすい飲料
- 炭酸飲料
- 乳酸菌飲料
上記のおやつは、食べ終わるまでに口の中に糖分が残る時間がながく、むし歯になりやすいと言えるお菓子なので、与えるのには注意が必要です。
では、それ以外の糖分が残る時間が短いおやつを見てみましょう。
糖分が口の中から早く無くなる「おやつ」
- アイスクリーム
- アイスキャンディー
- プリン
- ゼリー
飲料
- 100%果汁飲料
- スポーツドリンク
上記のおやつは、糖分が口の中に残る時間が短いので、クッキーやアメなどよりも、まだむし歯になりにくいといえるようです。
なんだか、、、あまりまとまっておらず、本当にスミマセン。
後日もう少しキチンとまとめるかもしれません。
半ば強引にまとめて終わります。
むし歯予防に!これを知っておけば「おやつ」が選べる!
優先順位をつけるとしたら、こんな感じです。
1.普段の食事で与えるような食品
2.自然の糖分のフルーツ、サツマイモ
3.口の中に残りにくいゼリーやプリン
私が用意するおやつ
最後に、我が家が外出時に用意しているおやつを書き残して終わります。
1.ミニおにぎり
2.カットしたリンゴをタッパーに入れて
3.皮ごと食べられるブドウ
カットしたリンゴや皮ごと食べられるブドウは本当にオススメで、外出時のおやつに重宝しています。
もちろん、毎回用意できなかったり、忘れてしまったときに、手軽な幼児用の市販のお菓子も個包装で楽ですし、あげることもありますので、上手に「おやつ」を選んでいきたいですね。