以前、こちらの記事で、夜間断乳がとってもオススメな理由を書きました。
じゃぁ、いったい、夜間断乳ってどうやったらいいの?
うまくいくか不安だし、辛いイメージしかないよ!
というご意見があったので、今回は、
夜間断乳を成功させるためのポイントと注意点を書いてみようと思います。
私が実際に夜間断乳を成功させたポイントと、私が参加した「睡眠発達と夜泣き対策講座」で得た情報が元になっています。
ではさっそく
夜間断乳~私の成功体験談
最初に、私の成功体験はこんな感じでした。
きっかけは私が風邪を引いて風邪薬を飲まなければならなかったので、最初の2日間は昼間もおっぱいをあげられませんでした。
もちろん夜もあげられないので、夜間断乳をする調度良いタイミングだと思い開始しました。
パパにも協力してもらった点が大きかったです。
夜間断乳1日目
日中はおもちゃやご飯で気をそらす
寝かしつけをパパにお願い→すんなり眠る
夜中にママを発見して1時間くらい泣くが疲れて眠る
夜間断乳2日目
日中はおもちゃとご飯で気をそらす
寝かしつけはパパにお願い→すんなり眠る
夜中にママを発見→30分泣き続けるが、トントンで眠る
夜間断乳3日目
寝かしつけはパパにお願い→すんなり眠る
夜中にママを発見→5分ですぐ寝る
夜間断乳4日目
寝かしつけはパパにお願い→すんなり眠る
夜中は起きなかった
夜間断乳5日目
4日目と同様、パパですんなり眠り、起きない
夜間断乳6日目
ママが寝かしつけ→5分泣いて眠る
夜中も起きない
夜間断乳7日目
ママが寝かしつけ→泣かずに寝付く
夜中起きない
夜間断乳完了!
こんな感じで我が家は夜間断乳に成功しました。
パパが手伝ってくれたのが大きいですが、寝かしつけルールとパパの寝かしつけの注意点はこちらをご覧下さいね。
夜間断乳をするメリット
夜間断乳をすると良い点が大きなメリットが2つあります。
1.赤ちゃんがぐっすり寝てくれるようになる
添い乳などで、夜中も度々起きておっぱいやミルクを飲んでいたあかちゃんも、夜間断乳したら、長い時間寝てくれるようになりました。
今までは「泣いて起きればママがおっぱいをくれる」という認識で、こまめに起きてしまっていましたが、これって本当にお腹が空いていたわけではないんですよね。
赤ちゃんの中で、夜中はちょくちょく起きる習慣になっているので、起きてしまう。
泣いてもおっぱいもミルクももらえないと認識すると、自然と赤ちゃんは起きずに朝まで寝てくれるようになります。
赤ちゃんがぐっすり寝てくれれば、ママも安心してぐっすり眠れるので双方に良いですね♪
2.ママ以外も寝かしつけできるようになる
ママ以外って、パパだったり、日中のばぁばだったり。
「寝るときはおっぱいで寝る!」という習慣になっている赤ちゃんも多いと思います。
ママ以外が赤ちゃんをお世話するときも、「寝かすのはママじゃなくちゃ無理!」と思われている事も。
夜間断乳をして、おっぱいを使わずに赤ちゃんは寝ることが出来るんだとわかれば、ママ以外がお世話するときも楽ですね。
赤ちゃんってとってもかしこくって、寝るときも、「ママの時はこう。」、「パパの時はこう。」って臨機応変に対応できるんですよ!
もちろん、最初は泣いてしまうかもしれませんが、そのうちちゃんと寝てくれるようになるので、根気よく続けていくことが大切です。
夜間断乳を成功させるポイントと注意点
赤ちゃんにも、ちゃんと説明してあげる
夜間断乳を始める時、方法は様々だと思いますが、いつもと違う状況になるのは、説明が無ければ大人だって戸惑いますよね?
赤ちゃんは言葉は話せませんが、ママの言葉をちゃんと聞いています。是非、夜間断乳を行う前に説明してあげましょう。
「今日からこのお部屋ではおっぱいはしないよ。」
「今日はパパが一緒に寝てくれるよ。」
もちろん説明したとしても、いつもと違う状況に、最初は赤ちゃんも戸惑います。
でも、ママが説明してくれた事、夜はおっぱいをしないことなど、すぐには理解しなくてもきっと、状況を理解する助けになるので、是非一言、伝えてあげてください。
規則正しい生活リズムで
夜間断乳を始める前から規則正しい生活リズムをつけておくのはとても大切なことです。
寝る時間がバラバラだと、赤ちゃんも「あれ?まだ寝る時間じゃないのに」となってしまうので、出来れば毎日同じ時間に寝かしてあげましょう。
また、晩御飯を食べてから寝るまでの順序が毎日同じだと、赤ちゃんもスムーズにそのリズムに乗ってくれるのでオススメです。
一度決めたことをやり抜く
一貫性が無いと、赤ちゃんが戸惑ってしまいます。
今日から断乳すると決めたら、どんなに泣いても後戻りはしない。
例えば、泣いてかわいそうだからと言って、おっぱいをあげてしまうと、赤ちゃんは「泣けばもらえるんだな」と思ってしまい、次にチャレンジしようとするときは、更に大きな声で泣くようになってしまいます。
例えば、パパに寝かしつけをお願いしたときも、泣いてかわいそうだからと、ママが登場してしまうと、「泣けばママが来てくれる」と思ってしまい、ママが来るまでがんばって泣くようになってしまいます。
これから先の育児でも同じことが言えるのですが、一度決めたことは大人が守りきる態度を見せていくのは、育児・教育において、とても大切なことです。
是非、やり抜いてください。
少なくとも1週間がんばりましょう
はっきり言って、初日は辛いです。
赤ちゃんはいつもと違う状況に大声で泣くかもしれません。
「大好きなママがおっぱいをくれない」
「大好きなママがではなくパパと寝んねしなくてはならない」
なんとかママにおっぱいをもらいたくて、なんとかパパじゃなくていつもどおりのママに来てもらいたくて、赤ちゃんは精一杯泣くと思います。
疲れるまで泣いてしまうかもしれません。
ですが、
疲れたら、赤ちゃんは寝ます。絶対に。
そして、色んな夜間断乳をした人の体験を聞くと、たいてい3日目までには、泣く時間も短くなってきて、大体1週間くらいで赤ちゃんもすーっと眠ってくれるようになります。
なので、夜間断乳にチャレンジするときは、初めから1週間は実行する覚悟でチャレンジしてみてください。
夜間断乳の開始時期は?
夜間断乳、結局のところいつ頃から開始するのが良いのか、迷うところですね。
一般的には、生後6ヶ月~8ヶ月頃と言われています。
赤ちゃんは生後6ヶ月ごろからミルクやおっぱいを飲む量が増えるので、夜中の授乳が必要なります。
また、離乳食を開始すると食べる量も増えて夜もぐっすり眠れるようになるようです。
なので、開始時期は、生後6ヶ月~8ヶ月ごろの赤ちゃんの体調が良いときに開始すると良さそうですね。
開始まではドキドキの夜間断乳ですが、成功すればおっぱい無しで、スーッと眠ってくれるのもまた、幸せな瞬間ですよ。
ママも楽になりますし、ぜひオススメです。お試しくださいね。